本帰国後、英語どうする?Outschoolのライブ環境はおすすめ

英語学習/帰国子女

「語学維持にかける長期的な金額を、将来留学などで使う方がずっと効果が高い」「本人のやる気があれば、何歳になってもできる」・・・本当にそうだなと思うけれど。。。

海外駐在から本帰国すると、子供の語学の維持について、悩む方も多いのではないでしょうか。

帰国子女の語学維持についての方針は「家庭によって大きく異なる」というのが筆者の印象です。筆者宅では「子どもがせっかく習得した英語やフランス語を維持できないのは正直勿体ない」という気持ちがあり、語学の維持に多少なりとも時間とお金を費やしています。

しかし、成長した上の子(現在小4)を振り返り、下の子(幼稚園児)にはやらせなくても良い方法もあったりします。筆者の体験談としてご紹介します。

これまでに試した英会話スクール・オンラインレッスンなど

幼稚園~小学校低学年の本帰国時

フィリピン人によるマンツーマン・オンライン英会話レッスン

当時幼稚園年長・小学1年生の娘は、フィリピン人の講師との英会話オンラインレッスンをモニター越しで1対1で受講していました。

先生にもよるでしょうが、あまり楽しんでいませんでしたので、下の子(現在、幼稚園児)には試してみようとは思いません。

OUTSCHOOL

米国のサンフランシスコに本社を持つライブレッスンを提供する教育プラットフォーム「OUTSCHOOL」は、3歳~18歳の子ども向けに様々なレッスンを提供しています。教育目的として、ホームスクーリングとしても活用されています。

アメリカ発のサービスのため、米国の子どもたちも多く参加していますが、時差のため、日本で子供が参加しやすい時間帯となると、レッスンの数は絞られます。

筆者宅では、子どもが生の英語に触れる機会として利用しており、関心のあるテーマのライブレッスンに参加してきました。筆者の子ども(幼児)でも楽しめたのは、図画工作系です。ダンスはちょっと難しかったです。2019年ごろに、筆者宅の子どもが参加したレッスンの参加者の国籍は、みた感じ、韓国、オーストラリア、アメリカ、日本などでした。

英語ネイティブの先生がいる幼稚園、対面英会話グループレッスン

生の英語に触れる機会として、効果はあったかとは思いますが、それなりの費用がかかります。

小学校中学年(3年・4年)の本帰国時

小学生中学年以降になると、会話能力だけではなく、読み書きの維持・向上を期待したいところです。地方在住の場合、家の近くで対面式の帰国子女のグループレッスンを探すことは難しいケースが多いかと思います。結果、上の子・小学生はオンラインのみです。

帰国子女向けマンツーマン・オンラインレッスン

読み書きの維持・向上を期待して、1レッスン30分ほどの短いマンツーマンのオンラインレッスンを週3回、受講しています。

これに行きつくまでに、帰国子女向けオンライングループレッスンを2つほど体験してみました。年齢が上がるほど、帰国子女向けのグループレッスンは、帰国子女のレベルがマチマチで、目指すところもマチマチのため、合うクラスを探すのが難しいと感じました。他の生徒と一緒のことから、発言する時間が短くなってしまうことが勿体ないと感じたのが、マンツーマンレッスンを選択した理由です。

帰国子女受験クラスであれば、目標が決まっており、合うものが見つけやすいのかもしれません。

OUTSCHOOL

読み書きの維持とは別に、生の英語に触れる機会として、OUTSCHOOLも週に1回受講しています。

筆者宅では、OUTSCHOOLは英語のための教育的なレッスンとして活用するというよりは、生の英語を使って、子どもが関心のあるテーマに集中させる機会として使っています。娘の関心事は、クラフトです。アメリカのネイティブの子どもたちや先生と雑談しながら、少人数で毎週楽しんでいます。

2019年頃にも参加したことのあるOUTSCHOOL、2023年の今では、日本語での広告もみかけるようになりました。

【結論】幼児期は、あまりお金をかけない英語習得

上の子の経験より、「幼少期には、外国語習得のために積極的な時間とお金をかけないでもいいかも」というのが率直な意見です。最終的に、下の子(現在、幼稚園児)に取っている方法は、「動画を外国語で観させる」「タブレットのアプリ」だけです。

本帰国後3か月ほどは、姉妹でフランス語で会話や喧嘩をしていましたが、4か月以降には、姉妹の会話でフランス語を聞くことはほぼありませんが、ヒアリングだけは劣っていないようで、動画は英語かフランス語でみています。

NETFLIXとYOUTUBE

下の子(現在、幼稚園児)、海外滞在時にフランス語の託児所に通っていたこともあり、フランス語を会話レベルで理解できます。しかし、英語に直接触れたことはあまりありません。上の子が友達と遊ぶときに、英語で会話している場に一緒にいたくらいです。

しかし、今では動画(主にネットフリックス)を英語でも観ており、理解できているようです。日本でネットフリックスを観ようとすると、フランス語のコンテンツが少ないため、英語になってしまうのです。

タブレットのアプリ「Khan Academy Kids」 

タブレットで利用できる無料のアプリ「Khan Academy Kids」を年少前から始めました。10〜30分程度でアラームを設定し、時間を決めてやっています。今のところ、観る時間が多いようですが、そのうち理解できるようになるでしょうか。

下の子に、まずはヒアリングだけやらせている理由は、小学校の先生をしていたイギリス人の知人が次のような話をしていたからです。

「東欧から来た生徒(小学校中学年くらい)が1~2か月後くらいから流暢な英語を話し始めた。その親によれば『英語教育は一切していなかったが、英語の番組をテレビでよく見ていた』」

動画を見るなら、基本英語かフランス語にしているものの、個人的には、幼少期には受け身姿勢となる動画を見せず、他に子供の関心事を伸ばせるのであれば、そうしたいのですが、日々の生活の中で、動画に頼ってしまう部分があります。

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