子連れ海外赴任、船便の荷物(別送品)

船便荷物 子連れ海外赴任

この記事では、海外引越荷物を自己負担で10箱未満程送る方に役立つ情報をお届けします。

赴任する国や個人によって必要な荷物は異なりますが、ヨーロッパの先進国、アジアとアフリカの途上国へ子連れで赴任した際、毎回5~10箱程度の船便荷物を自身で梱包し送った経験からまとめます。

はじめに:引っ越し荷物について

海外駐在にあたって、荷物を運ぶには、以下の方法があります。

  • 出発よりも前に、引越業者を通じて、別送品として、船便や航空便で発送する
  • 渡航時フライトと共に携行する(預け入れ荷物、手荷物)

別送品(船便や航空便)

別送品とは、出発よりも前、だいたい1~2か月頃前などに、引越業者を通じて、船便や航空便で発送する荷物です。

別送品は、一般郵便とは異なり、同じアイテムでも関税を課されません。ただし新品などは別送品でも免税とならないことがあります。

渡航時の携行荷物

駐在国へ向けて出発する際に渡航のフライトと共に携行する荷物として、預け入れ荷物と、手荷物があります。

渡航時に携行する荷物についてはこちらの記事でまとめています。

当記事では、別送品として船便で、5~10箱程度の少量の荷物を送る場合についてお話します。

船便

まずは:取扱禁止品のチェック

船便として梱包できる物には制約があります。まずはお願いする引越業者へ、取扱禁止品などに関する注意事項を確認しましょう。

引越し業者の選定

5~10箱程度の少量の荷物を料金を抑えて海外に送る場合には、自身で梱包し、日本郵便、日本通運やクロネコヤマトなどの業者を通じて発送することになります。

  • 日本郵便・国際郵便:1箱から発送できます。
  • その他引越し業者:一定の箱数以上で送ると日本郵便よりも箱数あたりの料金が安くなる可能性があります。

取り扱い地域および商品概要については各社の公式ページでご確認ください。

船便の料金:1㎏あたりいくら?現地調達?日本から送る?

引越しが自己負担の場合、物を日本から送る方が安いか、現地で購入する方が安いか?考えます。

1㎏あたりの送料

料金は、渡航先や引越業者のプランによってその時々で異なります。最新の料金についてはそれぞれ確認する必要がありますが、フランスへの船便料金は、筆者の感覚では手頃なプランで、1箱30㎏の荷物として、ざっくり1㎏あたり500円程度です(料金変更に注意)。

以下は、公式ホームページから確認した2023年5月現在のフランスへの発送料金です。

  • 日本郵便・国際郵便:1箱30㎏で船便15,900円、つまり1㎏あたり530円(20㎏だと11,900円)。航空便の最速EMSは65,500円、国際小包は55,200円(現在SAL便の取り扱いなし)
    (ちなみに、2020年12月時点では、SAL便は20kg20,000円程度でした)
  • その他引越し業者
    • 日通・日通セルフパック:1箱30㎏までで、5箱で147,000円、10箱で200,000円、15箱で248,000円(2020年12月時点では5箱76,000円(1箱あたり15,200円)でしたので、大幅な料金アップですね。現時点での料金では、最大の15箱にしても、国際郵便の方がお得)。
    • ヤマト運輸・海外引越単身プラン:フランスへの料金は公式ホームページで確認できませんので、イギリス・ロンドンあるいはドイツ・フランクフルトを送付先とすると9箱16万、14箱21万、18箱26万円の料金です。

例えば、醤油1L=1.2㎏を送ると・・・

日本食を現地で購入するか、日本から送るかで比較してみたいと思います。

日本郵便の国際郵便を使う場合、の料金をざっくり計算してみます。

醤油1リットル(約400円)を日本で購入し船便で送ると、商品代約400円+送料船便約636円(1.2㎏)で、約1,036円ですね。2021年ごろのフランスでは醤油1Lが10€近くしたので、日本から持ってくる方が多少は安くつく感じでしょうか。

船便に入れる物の基準と梱包内容の例

以下は、筆者の基準による梱包内容の例です。

「発送後から現地到着後にしばらく手元になくても困らないもの」

渡航直前まで使用するものは、渡航時に預入れ荷物か手荷物として携行するか、あるいは航空便で渡航直前に送ります。

「現地で購入が難しそうなもの」かつ「現地ですぐ必要ではないが、あると良いもの」

船便は、現地についてすぐに手元には届きませんので、現地で早々に必要なものは、渡航時のフライトと共に携行品として、預け入れ荷物や手荷物で持っていきましょう。筆者は、過去に、船便に入れて送ってしまい、待てきれず購入してしまったものがいくつもあります(スケールなどのキッチン用品など)。

  • 日本語の絵本・本
  • 漢字ノートなど
  • プレゼント用の和風雑貨(箸、扇子、)

「現地で購入できるが、お気に入りの物」

新しい環境において、使い慣れたものや愛用品があると落ち着きます。ホームシックも軽減されるかな。

  • 衣類(季節的に、渡航後すぐに必要でないもの)、靴、バッグなど
  • おもちゃ、ぬいぐるみ少々
  • 文房具
  • キッチン用品・食器類(和食器少々、予備の箸、お弁当箱など)
    ちなみに、筆者はヨーグルトメーカーを納豆づくりにもっていきます、電化製品は変圧器が必要なこともあります)

「軽くて、嵩張らない」

引越荷物は、1箱当たりに重量制限があります。そのため、「軽くて、嵩張らない」物を選ぶことで、より多くの物を詰めることが出来ます。

  • 食材:軽くて小さいものが望ましいのですが、お気に入りの食材など、隙間と重量の余裕がある限り詰めます。
    • 出汁、鰹節、乾物(わかめ、ひじき、切り干し大根、干しシイタケ、梅干)、お茶、お茶漬け、ふりかけ、カレールー、
    • お気に入りの味噌や柚子胡椒などの調味料、お菓子類などは、空き具合をみて適当に入れています

発送にあたっては、細かな梱包明細書の記入が必要となりますので、記入しながら梱包するのも良いでしょう。

なお、船便に限らずですが、下のコラムにも書いているように必ず届くという保証はありません。

【余談】
以前、バングラデシュから日本へ向けて船便で荷物を送ったことがあります。半年ほど待っても荷物到着の連絡がありませんでした。

郵便局へ紛失手続きをしようと思っていた矢先に荷物が到着。中を開けたらビックリ!自分達の物ではない物が入っていて、大笑いでした↓ 

どうやら、バングラデシュ国内の倉庫内で保管されているときに、勝手に開けられて中身の一部をすり替えられたようです。何を入れたかさえ記憶定かではなかったので、保険請求しませんでしたが、船ごと沈没して、船便で送った荷物全て失った話も実話としてあると聞いたことがあります。保険をかけることは大切ですね。

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