筆者の娘は、小学校3年生で受講していたZ会の通信教育から切り替え、小学校4年生からチャレンジタッチの受講を開始しました。
はじめに、チャレンジタッチの受講を開始した理由
チャレンジタッチを選んだ理由は4つあります。
- 親が出来るだけ関与しない形で、子どもが学習を進めてほしい
- 日本語の遅れをキャッチアップするために、ハードルが低くて、楽しい教材がよい
- 平日は習い事が多く、塾や公文などに通う時間が取れないため、通信講座がよい
- 次回、海外駐在になっても続けられる※
※海外でチャレンジタッチを実際に利用している人もいますが、公式には「専用タブレットの保障・サービスの関係上、チャレンジタッチは海外で受講することはできない」とされています。自己責任での利用です。充電器は国によっては電圧が対応していないこともあるので、適宜変圧器が必要です。
チャレンジタッチを使い始めての感想は? 小4女子によるレビュー
小学4年生の娘は、現在、毎日ではありませんがチャレンジタッチを利用しています。
チャレンジタッチの好きなところ
娘によれば、「一個レッスンが終わると、ゲームができていい」「一日レッスンを2つやる、という目標が決められていて、目標達成に向けてやる気がでる」「面白い知識が増える」そうです。
レッスンを終えると、ごほうびがゲットできる!
レッスンを終えると、次のようなご褒美がもらえます。
- ゲームができる
- ジュエルをゲットできる
ちなみに、ゲームは、レッスンを終えなくても、毎日一回できるゲームもあります。それは時間制限によりアラームが鳴り、遊び続けないようにできているそうです。
目標達成への道のりがわかりやすく、やる気がでる。
「やりきりマップ」という機能があり、カレンダー上で、ゴールへの道のりと進捗状況がわかりやすく可視化されています。
ちなみに、ホーム画面では楽し気な音楽が鳴り、クリックしたくなるアイコンが多数あります。
親の感想
一般的には、親としては、成績が上がることを期待するのかもしれませんが、まだ成果はわかりませんので、今のところ、子どもが自身で取り組むことが増えたことです。また、親がスケジュール管理する負担が減ったところは大きなメリットです。
良いところは?
子どもの自主性UP!
親にとって良い点の一つとして、筆者の場合、親である私が課題提出までの細かなスケジュールを管理しなくなり、子供の自主性を見守るようになったことです。
個人差や年齢によるところもありますが、以前、筆者の子どもが紙媒体(Z会)を受講していた時は、月間スケジュールを親が一緒になって立てていました。親も細かなスケジュールを知っている分、日々の取り組み状況が気になり、「終わった?」という言葉が口癖でした。
現在、チャレンジタッチの受講を開始してからは親が月間スケジュールを立てていません。親が口から出る言葉は「ジュエル、ゲットした?」になり、子供は「そうだそうだ、24日までにジュエルゲットしなきゃ」です。
ちなみに、娘のスケジュールとしては「今月は24日に終わる」「課題を一日2個ずつやれば終わる。でも、今のところ毎日やっていないので、まとめてやる」という考え方だそうです。
娘の口から出た「24日」という期限は、努力賞ポイント2倍ゲットの期限。ホーム画面をのぞいてみたら、「努力賞ポイント 2倍 キャンペーン – やりきる目標日5/24」とポップアップで表示されています。子供自身が意欲的に取り組むための工夫ですね。
悪いところは?
言うなれば、タブレット任せ、という点
紙媒体だと、親も手に取ってざっとやっている内容を簡単にみることができますが、筆者の場合、チャレンジパットに親として触れることはほとんどないので、問題の細かな内容を把握しにくいというのがデメリットの一つでしょうか。
しかし、子どもがレッスンに取り組んだ際に送られてくるメール(後述)の中に、「今日の頑張りポイント」として、取り組み問題の一部を見ることができます。
親・子の双方に良かったこと
子どもと親のポジティブなコミュニケーションが増えた ーおうえんネット
親が子供の取り組みを応援する仕組みとして、「おうえんネット」という機能があります。その機能の一つがメッセージのやり取りで、こどもがレッスンを終えると親へメッセージを送ることができます。例えば「花まるいっぱい!」などのメッセージがイラストとともに送られてきます。親が返信する際も、定型文と可愛いスタンプが選べて、やりとりが簡単です。
こどものメッセージをみて、気づいたことですが、紙媒体でやっていたときもこういった気持ちを子供が持っていたはずなのに、その時は、口に出来なかったことにようやく気づきました。
「おうえんネット」のポータルでは、子供の進捗も確認できます。
【追記】1学期を終えての学習効果は!?
2023年7月、以下を追記します。
1学期を終えての学習効果ですが、まず、チャレンジタッチで期日までに自ら課題を終えることが出来るようになりました。そして、テストの点数についても、3年生の3学期に比べて高くなりました。
ただし、テストの点数UPは、チャレンジタッチの効果もありますが、他にも以下の理由も考えられます。
- 読書量が格段に増えた
チャレンジタッチを始めたころから、漫画やこども新聞により読書量が圧倒的に増えました。図書館から漫画の伝記や歴史シリーズ、科学系の学習漫画を借りて読みまくっています。チャレンジの科学組もオプションで毎月購読しています。
そもそも、通信教育を始めた理由は、海外駐在時に「ウチの子供の読み書きのレベルはどうやら少し低いのでは?」と感じたためで、3年生の3学期前までは日本語の読書量が少なかったのです。
- 毎日宿題をこなしている
海外滞在時には、Z会の受講や塾には行っていたものの、日本語の課題に取り組む量が圧倒的に違います。
学習の習慣がつくまでは、チャレンジタッチを続ける予定です。受験を考えるようになったら、Z会や塾への切り替えも検討するでしょうか。